2011年4月4日月曜日

「ロイヤル・ホワイト」と「苺」と「廃炉」そして小山実稚恵「ショパン:バラード」

日の昼食は「ロイヤル・ホワイト」と「?」です。名前を確認致しませんでしたが、中にクリームチーズとタラコが入っています。「ロイヤル・ホワイト」はもっちりした生地でクリームの香りがして美味しく戴きました。

を買いましたが、何時もの「博多あまおう」ではなく「さくら・ももいちご」と言う品種です。出ていた「博多あまおう」が余り新鮮ではなさそうなのでこちらを買ってみまいしたが、矢張り「博多あまおう」の方が美味しいようです。

 私は毎朝 BBC News Online、The Times、 CNN、Le monde などを簡単にチェック致しますが、'Fukushima' と言う言葉が毎日のように出て参ります。 'Hiroshima' と並び、各国の歴史の教科書に刻み込まれる地名となりそうです。福岡第一原発の状況は益々悪化しております。トレンチに溜まった高濃度に汚染された水が海水に流れ出すことがないよう水抜きの作業を致しましたが、結局は海水に現在毎時7トン流れ出していることが分かりました。また「あってはならない」ことが実際に起こって仕舞いました。海洋生物への汚染が憂慮されます。
 福島第一原発の原子炉は全て廃炉になることと思いますが、試算では30年の歳月と1兆円の資金が必要とのことです。実は、廃炉はこれまで日本では殆ど経験のない作業になります。現在実際に廃炉の作業に入っているのは「東海原発第1号機」のみです。1998年に運転を終了し、2001年までに燃料の搬出を完了。2001年から原子炉以外のタービン建屋などの機械を撤去し始めました。原子炉は2013年まで監視管理を続け、その後解体を行い、完了は2019年の予定です。費用は885億円と見込まれています。敦賀原発第1号機は既に40年以上運転し、当初考えられていた原発の耐用年数30~40年を越えていますが、計画中の3号機、4号機の着工が遅れているため、3号機が運転を始める2016年まで運転することが決まっています。
 廃炉にするには長い年月と大変な費用がかかり、また長期にわたって多量の放射性廃棄物を管理しなければならないため、廃炉を延期しようと言う動きがあります。しかし、修理をするにしても、原子炉圧力容器や格納容器は矢張りそのまま使われることになるので、金属疲労などにより、脆弱性が高まる危険もあります。また、古い原発は設計自体、そして安全基準も古いので事故を起こす危険性がより高いと言わざるを得ません。それを無視して経済性を優先させ、廃炉を先送りすると言うのは極めて危険なことです。

 先日、Amazon にある本を注文するついでに、小山実稚恵さんの「ショパン・バラード」を注文致しましたが、そちらが先日先に届きました。

それで、本日のお昼の音楽はこのCDを聴いております。なかなかいいですよ。
 本日は直接関係はありませんが、ユリアナ・アヴディーエヴァさんの演奏でソナタ第2番第1楽章を貼っておきます。


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