2009年9月28日月曜日

日曜日とジョージ・オーウェルの「1984」とN響アワー:ジャニーヌ・ヤンセンのチャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲ニ長調」

日は、久しぶりにのんびり過ごしました。朝10時過ぎに起きて、パンを戴き、その後はソファーに寝転んでずっと明日の読書会で読むョージ・オーウェル「1984」を読んでいました。バックグランド・ミュージックには、久しぶりにウィーン・アルバンベルク弦楽四重奏団の演奏でバルトークの弦楽四重奏曲全曲や、カール・リヒターでバッハのミサ曲ロ短調」などを聴きました。ジョージ・オーウェルの「1984」は村上春樹の「1Q84」の下敷きになった作品ですが、久しぶりに読み返してみると、改めてとても怖い小説だと感じました。実際には一度も登場することにない「ビッグ・ブラザー」を神の如く崇めさせ、徹底的に人々を管理する社会を描いた作品です。特に、何処にいても監視され、語彙をどんどん削って行き、人々が考える力を剥奪して行く様はとても恐ろしく感じました。
 晩は、夕食とお風呂を早めに済ませ、N響アワーをじっくり見ました。ジャニーヌ・ヤンセン、ヴァイオリンでチャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲ニ長調」全曲とメンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲ロ短調」の第2・3楽章が演奏されました。久しぶりに見るヤンセンが、随分お肉が付いて、貫禄が出てきたのにはちょっと驚きました。


このジャケットの写真とは大分違います。演奏はとてもパワフル且つダイナミックでした。それにビブラートがかなり強くリリカルに歌い上げていました。少々しつこい感じがしなくもありませんでしたが、素晴らしい熱演であったことは間違いありません。演奏中に弓の毛が何本も切れ、それを振り乱して弾く様はちょっと格好よかったですよ。

もちろん、録画してDVDにダビングしておきました。
 今日の昼食はセブン・イレブンのアンパン1個で済ませました。

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