本日の昼食はまた何時ものショッピングモールにて「豆パン」と「ウィンナードック」を買って参りました。何時のも「むっちりきなこ」?ではなくて「もっちりきなこ」は「たい焼き」を買うので止めました。チーズと、除菌ハンドソープ(超お買い得 ー と書いてありました。)も買って参りました。もちろん「たい焼き」は無事にHのお腹に納まりました。
これでもHは可なりきれい好きで、外から戻ったらまずはうがいと手洗いを致します。(まあ、当たり前ですけど。)新型インフルエンザの流行以降は、アルコール殺菌薬も使っております。それから、除菌ウェット・ティッシューも常備し、時々ドアのノブやキーボードの掃除を致します。エレベーターのボタンは鍵で押し、電車に乗ればつり革はなるべく触らないように致します。少々神経質に聞こえるかも知れませんが、私のある友人などは自宅を訪ねると、まず服を全部脱がされ(流石に全裸になるわけではありません。)、手と顔を洗って、うがいをさせられます。(言われなくてもしますけど!)そして、部屋着を貸してくれます。服を着たままだと決して椅子に座らせてもらえません。それに比べればHなど鷹揚なほうです。
最近は「仏像女子」なるものが出没しているそうですね。Hもかなり「仏像男子」です。特に、高校生の頃仏像に凝っていて、時折学校をサボって、2~3日京都やら奈良やらに出かけ(不良高校性?)、仏像を拝見したものです。取り分け、斑鳩が好きで、法隆寺で「百済観音」を見て、中宮寺に回り「弥勒菩薩半跏像」を拝見し、それから、法輪寺、法起寺に行き、滋光院と言う庭園でお抹茶を戴いて一休みしてから、西の京の「薬師寺」、「唐招提寺」まで歩きます。お薦めは4月、春うららかな日に、雲雀の囀りを聞きながら歩くのが一番です。中宮寺の「弥勒菩薩半跏像」と言えば、和辻哲郎の「古寺巡礼」の中の描写を思い出します。幼い女の子が庫裏の中のこの仏様を凝視しているのを見て、若い尼僧が「仏様はずいぶん黒くていらっしゃいますね。」と言ったという所です。(手元に本がないので、引用は正確でないかも知れません。)この逸話は、穏やかで優しそうな弥勒菩薩像に相応しく、中宮寺を訪れる度に思い出します。因みに、この和辻哲郎の「古寺巡礼」と亀井勝一郎の「大和古寺風物誌」は「仏像女子」必読の書と思いますので、是非読んで下さい。
さて、福岡の友人が本日、太宰府天満宮に隣接する「九州国立博物館」で開催されている「阿修羅展」に行くと言っておりました。携帯電話で待ち時間を調べたところ、180分待ちだと言うことでした。180分待つ忍耐があるのでしょうか?それにしても異常な人気としか言いようがありません。Hはもちろん興福寺で何度も見ております。確かに美しい像ですし、少し悲しげで優しい表情が日本人受けするのかも知れません。
Hの友人も嘗てHに付き合わされ興福寺で見たことがあるのですが、せっかく出かけたのですから、本日も無事見られるよう祈っております。Hの友人は必ずしも「仏像女子」ではないと思いますが、3時間も待って見られたら、立派な「仏像女子」と言えるかも知れませんね。ご健闘をお祈り致します。
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