最後の場面は印象的です。一角獣が記憶に残っていることに疑念を感じていたデカードが、廊下で一角獣の折り紙を発見し、その記憶が外から埋め込まれたものであることに気づき、自分がレプリカントで有ることを悟ります。しかし、大きく頷き、矢張り短命にプログラムされたレイチェルとともに新しい人生に出発します。レプリカントは複雑な感情が芽生え、人間に反抗せぬよう寿命が4年にプログラムされています。しかし、人間も、たとえその寿命が70年なり80年なりであったとしても、生物学的に寿命がプログラムされていることに変わりはありません。たとえ、短くともその人生を一所懸命生抜くことが大切なのだと訴えかけているように思われます。
ちょっとお腹が空いたので、おやつに「蜜柑」と「一壺天」を戴きました。
蜜柑は皮を剝くのに時間がかかり面倒です。
本日の音楽はまたブラームス「ピアノ協奏曲第2番」を聴いています。
本日は、ゼルキンとアバド/ベルリンフィルの演奏を貼っておきます。
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