2012年6月9日土曜日

「ウィンナーバンズ」と「桜桃」と「原発再稼働」そしてメンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲」

日の昼食は「ウィンナーバンズ」「生チョココロネ」です。


食パンと「桜桃」も買って参りました。「桜桃」も大分買いやすくなって参りました。

 さて、昨日野田総理大臣が「原発再稼働」に理解を求める会見を行いました。歴史に残る大変立派な演説でした。電力会社や原発村の利権を守るため?・・・違いました、国民の生活を守るために原発を再稼働するのだそうです。私たちの生活のことをこんなにも真剣に考えて下さっているのですね。福島のような地震・津波が起きても安全は確認されているなどと大嘘を言うのは、私たちが不安を抱かないようにとのご配慮なのでしょうね。有り難いことです。あら?原発が安全?それって、福島第一原発事故前に聞いていたことですね。きっと、原発事故が起きても日本の政治は全く変わっていないから安心しろと言うことなのでしょうか?原発を稼働するのは「国民の日常生活を守るため」なのだそうですけれど、原発のために日常生活も故郷も根こそぎ奪われた被災者の方々は何と思われるでしょう?この鈍感さこれこそ日本の政治家に求められる資質なのでしょう。そのような資質をお持ちの野田さんはやはり素晴らしい政治家です。ドイツ・イタリア・スイスなどでは、福島第一原発の事故を受けて、脱原発を決め、その道筋を示しました。事故を起こし、現在も進行中で、しかも事故原因の調査すら終わっていない日本が、早々と原発を再稼働すると言うのですから、きっと世界中が呆れると思いますけれど、そのように世界の笑いものになるのも辞することなく強行なさるとは、本当に勇気のある方です。
 大飯原発の近くには大きな活断層があります。そればかりではなく、敷地内に活断層がある可能性があるので、調査するようにと仰っている専門家がいます。活断層の真上にあって無事であった建物は世界の歴史上一つもありません。だからこそ、きちんと調査をするよう求めているのです。然し、関電は活断層ではないと言い張って、きちんとした調査すらしようとしません。これまで、原発立地する際に、断層の危険性は常に過小評価されて来ました。そのような体質は今も全く変わっていないようです。
 原発立地自治代に感謝するですって?経済成長、経済成長と言って、生活に必要な食料を生産する第一次産業の振興を蔑ろにして来て、財政的に苦しい地域に交付金をちらつかせて原発を立地して来たのでしょう?冗談ではありません。何が感謝ですか!
 私はこのような不誠実な言葉を耳にすると本当に腹が立ちます。これっぽっちも誠実さがないじゃないですか!情けなくて涙が出て来ます。ふざけるな!・・・などと品の悪い言葉が出て来そうになります。

 本日のお昼の音楽はメンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲」です。


本日はユリア・フィッシャーの演奏を貼っておきます。





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