
H氏は例によって近所のショッピングモールにお昼を買いに行ってきました。今日はまたお好み焼きです。このお好み焼き、専門店のものなのでなかなか美味しいのです。ついでに CD を買って参りました。諏訪内晶子のPoème です。サン・サーンスの Introduction et Rondo Capriccioso, op28 などが入っています。この曲早く弾けるようになりたいものです。 諏訪内さん、お好み焼きと並列して申し訳ありません。
H氏はコンサートに行く際には、演奏される曲を前もって何度も聴きしっかり覚え込んでから行くことにしています。前にもお話ししましたが、昨年暮れ、グスターボ・ドゥダメルとシモン・ボリバル・ユースオーケストラのマーラーの交響曲一番「巨人」とマルタ・アルゲリッチ、カプソン兄弟によるベートーベンの「ピアノとヴァイオリンとチェロのための協奏曲ハ長調」を聴きに行きました。とても素晴らしい一生心に残るようなコンサートでした。おまけにアルゲリッチと話をしてサインも貰いましたし。
これまで、このブログにコメントを書いてくださった方は2名、それからいたずらコメントも一件ありましたが、それは削除致しました。H氏はブログを公開しておきながら、アクセスも少ないし、こんなブログを読んでいる人がいるとは想定せずに書いています。それで本日久しぶりにコメントを書いてくださった方がいたので、とてもびっくりしています。何人かでも読んでくださる方がいるのですから、反省して、もう少し読む価値のある記事を書きたいと思います。でもまあ思うだけで、そうにはなりそうもありません。この書き込み自体意味がありませんからね。写真はH氏のお茶席用の末広でございます。尚、ブログのタイトルを変更したのは、前のがあまりにも芸がないと思ったからです。でも、今度のも余り芸はないですね。それに、H氏を「紳士」と呼ぶのはどうも・・・。
以前も書きましたが、H氏はジャクリーヌ・デュプレが好きです。彼女は痛ましくも若くしてMS(多発性硬化症)に罹り、演奏活動が出来なくなり、1987年、42歳と言う若さで亡くなってしまいました。彼女については、姉の Hilary が書いた Hilary and Jackie と言う伝記があり、(翻訳は「風の中のジャクリーヌ ~ある真実の記録~」)1998年には Emily Watson 主演で映画化もされました。(邦題は「ほんとうのジャクリーヌ・デュプレ」)
先日も申し上げたとおりH氏は杏仁豆腐も好きです。美味しい杏仁豆腐の条件は、まず、ゼリーのように透き通って堅いのは駄目。杏仁をたっぷり使用し、濃厚で柔らかめのもの。ミカンの缶詰が入っているようなのはもってのほか。基本的には、余分なフルーツなど要りません。それから、かけるのはシロップではなくココナッツミルクに限ります。H氏がこれまでに食した杏仁豆腐で一番美味しいと思ったのは、新宿南口タイムズ・スクウェアの高島屋14階にある「天厨菜館」(テンツウサイカン)の杏仁豆腐です。他のものはたのまないで杏仁豆腐だけ食べに行ったこともあります。杏仁豆腐の好きな方は是非行ってみてください。尚、上の写真は先日掲載した博多大丸内の「鴻臚」のものです。




由布院から博多に帰り、その晩は、大丸内の中華料理店、 鴻臚にて中華料理を戴きました。写真は料理の一部です。H氏は杏仁豆腐にうるさいのですが、こちらの杏仁豆腐はなかなかのものでした。ただし、H氏は、シロップではなくココナッツミルクがかかっている方が好みです。






翌朝の朝食です。今回は洋食に致しました。まずは林檎とキャロットのジュース。品のよい甘みで美味しかったです。続いて、クレソンのポタージュ。「玉の湯」では新鮮なクレソンが頻繁に出ますが、ここで採れるのでしょうね。H氏はクレソンが大好きなので嬉しかったです。それからプレーン・オムレツ。H氏もよく朝食に自分で作るのですが、こちらの方が大分上手に出来ています。(当たり前?!)パンの写真は取り忘れました。







H氏は週末に由布院に行ってきました。 宿泊したのは老舗の「玉の湯」です。まずは博多に行き、そこから「ゆふDX号」(写真一番上)にて由布院へ。由布院駅から「玉の湯」(上から2番目)へ直行。ロビーにてお茶とよもぎ餅をいただきました。(写真3番目)外はあいにくの雨(写真4番目)。内湯は温泉の掛け流し。(写真5番目)なかなか気持ちのいいお風呂でした。夕食は豪華でしたが、特徴的なのは、地元で取れたお野菜を使ったとても健康的なお食事で、一品一品がとても丁寧に作られていました。写真はその一部です。メインディッシュは「すっぽん鍋」に致しました。見た目は少々グロテスクですが、美味しかったです。それにお肌にもよさそう。美味しいものをいただき、温泉に入り、久しぶりにゆっくり致しました。(続く)
日曜日に「ポトスライムの舟」を読んだので、ちょっと感想を書いておきます。(上の写真はそれとは全然関係ありません。文書だけではつまらないと思い、H氏が普段使用している鞄の写真を掲載しました。)主人公のナガセは大学卒業後就職したが、上司の「モラルハラスメント」に合い退職し、現在は契約社員として工場のラインで働いている。年収は163万円とのこと。母親も離婚して、奈良の地震が来たら崩れそうな家に二人で住んでいる。友人のヨシカが、これも大学卒業後5年間総合職に就いた後、ナガセの居る奈良にカフェを開き、ナガセは平日の夜そこでバイトをしている。それから、大学卒業後直ぐに結婚し専業主婦をしている、そよ乃。結婚をしたが、身勝手で浪費家の夫と離婚しようとしているりつ子。このりつ子は保育園に通う娘とともにナガセの家に居候を始めるが、やがて元勤めていた会社に再就職しナガセの家を出て行く。この4人の年齢は29~30歳。この年代の女性が抱える問題をうまく描いていて、それなりに面白く読みました。選者の一人村上龍は選評で「よく書けていると思ったので受賞には反対しなかったが、推さなかった。コントロールできる世界だけを描いていると思ったからだ。」と述べていますが、H氏もその通りだと思いました。日常を描くにしても、新しい視点から、世界の異なった見え方を示すとか、なかなか言葉で表現し得ないものを小説という表現形態で何とか表現しようとするとか、そういうところがない小説と言うのは何だかつまらないんですよね。
H氏はここのところ忙しくブログを書く時間もありませんでした。今日は何日かぶりに書きます。
H氏は毎朝朝日新聞連載の新聞小説「徒然王子」を楽しみに読んでいます。島田雅彦の小説は昔から読んでいて好きな小説家の一人です。
H氏はこの度オフィスに Bose の Wave Music System を購入いたしました。昼休みなどにそれなりの音質で音楽が聴けるので喜んでいます。とても小さいのにまずまずの音質なので重宝します。自宅のオーディオ機器は、プリメイン・アンプが Sony のアナログ型、CD プレーヤーは Philips、チューナーは Kenwood、スピーカーはヤマハのものを使っています。全くバラバラです。
ラッセル/ホワイトヘッドの「プリンキピア・マテマティカ」読んだことありますか?その中で次のような集合に関する問題が取り上げられています。