2010年10月26日火曜日

「読書会」「モンブラン」「林檎の皮」そしてマーラー「交響曲第5番」

日は、午前中に読書会がございました。今月呼んだのは以前ご紹介した井上ひさしの最後の小説「一週間」です。

皆さん面白く読まれたようです。この小説の舞台は戦後間もないシベリアの捕虜収容所。一人の日本人捕虜の波乱に満ちた一週間が描かれます。井上ひさしらしく徹底的な取材がなされているようで、細部にわたりリアリティーを感じさせる小説です。その徹底的な取材ぶりは、井上ひさしさんの、歴史的事実を正確に後生に残そうとする思いの現れなのかも知れません。題材は深刻ですが、井上さんらしくとても面白く読める小説です。
 例によって、本日もケーキを戴きました。


私が何時も一番に選ばせて戴きます。本日は秋ですのでモンブランを戴きました。久しぶりで美味しかったです。

 本日の昼食は「チーズフォンデュ・フランス」「蒸しパン」です。

デザートには林檎を戴きます。私は林檎は皮を剝かないと戴けません。皮を歯でかんだときのきゅっと言う音が苦手なのです。私は殆ど好き嫌いがございませんが、苦手な食物は殆どが歯触りのせいです。インゲン豆も茹でたものはいけません。これも咬むときゅっと音がするからです。思い出しただけでも駄目です。そのような時には(今もそうです。)、頭の中でインゲンを天麩羅に致します。はい、天麩羅にしたら大丈夫。それから、銀杏、ゆり根の類もいけません。ぐにっとする食感が苦手なのです。茶碗蒸しによく入っているので困ります。

 本日は午後の会議を欠席して、お仕事をすることに致しました。一応メールでその旨お断り致しました。

 本日のお昼の音楽はマーラー「交響曲第5番」に致しました。

やはり、第4楽章・アダージェットを貼っておくことにいたします。ブルーノ・ワルター/ウィーンフィルの1938年の演奏です。


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