2010年10月8日金曜日

出講と些細な蘊蓄とシェーンベルク「ヴァイオリン協奏曲」

日は出講日でした。帰りに雨に降られました。鬱陶しいです。心身ともにとても疲れていますが、仕事を進めなくてはなりません。やれやれ。

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 本日は些細な蘊蓄を一つ。
 皆さんは「クレリック・シャツ」('Cleric shirt')の由来はご存じですか?「クレリック・シャツ」とは、カラーとカフスの部分が白いシャツのことです。英語でクレリックは聖職者のことです。質素であることを重視する聖職者が擦れたり汚れたりしやすい襟と袖の部分に白い生地の当て布を当てたのが起源です。それが、ファッション化し、襟と袖の部分のみが白いシャツを「クレリック・シャツ」と呼ぶようになりました。でも、皆さんご存じですよね。

 本日の音楽はヒラリー・ハーンの演奏でシェーンベルク「ヴァイオリン協奏曲」です。

 ヒラリー・ハーンは古典的な作品も見事に弾きますが、現代音楽も結構弾いています。4大ヴァイオリン協奏曲とカップリングされているのは、メンデルスオーンがショスタコーヴィッチ、ブラームスがストラヴィンスキー、ベートーヴェンがバーンスタイン、チャイコフスキーがヒグドン(これは彼女のために作曲されました。)になっています。
 それでは第1楽章を貼っておきます。




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