2010年10月5日火曜日

チャイティーラテとブラームス「インテルメッツォ」

日の昼食は「チーズフォンデュフランス」「パンプキン・リング」です。

ふと戴きたくなって、スタバで「チャイティーラテ」を買って仕舞いました。余りよくありません。何時も通り、オフィスでミルクティーを淹れれば、30円くらいのものですが、これは470円。それに、大分お砂糖も入っているようですし・・・。反省致します。

 最近学生を見ていて気になることがございます。面白いかどうかと言うことが、唯一の価値観になって仕舞っているような傾向が見られることです。大学の講義でも、面白くない講義は聴くに値しないと考えている節があります。でも、それは些か傲慢であり、また学ぶ者に相応しい姿勢だとは思えません。
 ある意味で、学ぶと言うのは、面白く思えることを増やして行くことでもあります。あることを面白いと思えるには、ある程度の経験や知識が必要になります。小学校低学年の生徒には恐らくドストエフスキーの面白さは分かりません。
 ある時点で、これは面白くないからと言って拒絶してしまうのは、結局、自分の狭い枠の中に留まり、もっともっと面白いことを発見する可能性を断ってしまうことになります。 色んなことに好奇心を持ち、心を開いて学んでいって欲しいと思います。

 本日は昨日に引き続き、グールドの演奏するブラームスを聴きました。インテルメッツォです。

昨日聴いた「バラードとラプソディー」は1882年の録音で最晩年のものですが、この演奏は1960年、グールド28歳の演奏です。グールドはブラームスは好んでいましたが、恐らく和音の美しさに惹かれていたのではないでしょうか?この演奏を聴くと、一つ一つの音と和音の響きをとても大切に演奏しているように思われます。それでは作品171 No.2 変ロ単調を貼っておきます。


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