年賀状、まだ手を付けておりません。(・_・;) このブログを書いてから書き始めることにします。明後日に実家に帰るので、明日中には書いて仕舞わないと!
右翼の方に見られたら脅迫でもされそうですけれど、本日は少し「靖国神社」のことを書いておこうと思います。お国のために戦争で死ぬのは名誉なことであり、「英霊」と言う神として靖国神社に祀られる、などと言うのは、国家が戦争を遂行するために作り上げた稚拙で愚劣なフィクションです。それを、教育による洗脳で人びとに信じ込ませる ー 一種のカルトのようなものです。「靖国神社忠魂史」には、日本が行った全ても戦争は正義の戦争だと明確に述べています。そのような靖国神社に参拝することは、そのような価値観を認めることに他なりません。
安倍首相には、当然起こる中国や韓国の反発を逆に利用して、国家主義を煽り、批判をかわすと言う計算があるのかも知れません。確かに、中国などは日本への反感を煽ることによって、内政に対する批判をかわそうとしているのかも知れません。しかし、それに刺激されて愛国心を煽られ、中国に対する反感を強めるのは、中国と全く同じことを反復していることに気付かなければなりません。そうやって互いに反発を強めることには何のメリットもありません。安倍首相は参拝後の会見で「国のために戦い、尊い命を犠牲にされた御英霊に対し、哀悼の誠を捧げるとともに、尊崇の念を表し、御霊やすらかなれとご冥福をお祈りした」と述べていますが、日本は何時から祭政一致の古代国家に逆戻りしたのでしょうか?戦争で死ぬと英霊になるなどと言った戯言を本当に信じているのでしょうか?もし、魂があるのなら、戦死者の魂は家族や愛する人の元に帰りたいと思うに決まってるじゃないですか。首相個人がどのような信条を持とうが個人の自由です。しかし、首相としての行動が、本人が大好きな国益(私はこの言葉が大嫌いです)を大きく損ね、周辺諸国との緊張を高めることに対してどう思われているのでしょう?首相としての資質を根本的に問われることになるでしょう。
本日の音楽はベートーヴェン「交響曲第9番」です。
本日はティレルマン/ウィーンフィルの演奏を貼っておきます。
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