それから珈琲豆が切れたのでスターバックスで買っておきました。
本日は「読書会」の日でした。今回読んだのは先日ご紹介した水村美苗「母の遺産・新聞小説」です。
この小説にも出て参りますが、「ボヴァリズム」と言う言葉があります。もちろんフローベールの小説「ボヴァリー夫人」に由来する言葉で、エンマ・ボヴァリーのように、ロマンティックな小説や物語を読んで空想に耽り、情熱的な恋愛に憧れることです。もしかしたら私たちの恋愛観は、実は小説や物語に描かれる恋愛に直接的ではないにせよ大きな影響を受けているのではないでしょうか?それもこの小説の一つのテーマのようです。
昼食を買いに行ったついでにちょっと本屋さんに立ち寄りましたところ、中山七里「いつまでもショパン」と言う小説が目に付き、つい買って仕舞いました。
この作家の前作「さよならドビュッシー」も、学生に本を借りて読みました。推理小説ですけれど、かなり早い段階でネタが分かって仕舞ったので少々興ざめだったのですが、タイトルに「ドビュッシー」やら「ショパン」などと言うのが出ておりますと、つい読みたくなって仕舞います。さて今度の作品はどうでしょうか。
と言う訳で本日の音楽はショパン「バラード」に致しました。
本日はツィメルマンの演奏で「バラード第1番」を貼っておきます。
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