2010年9月28日火曜日

「読書会」「N響アワー」とシベリウス「ヴァイオリン協奏曲」

日は読書会の日です。本日読んだのは7月12日にご紹介致しました森見登美彦「ペンギン・ハイウェイ」です。

「惑星ソラリス」「鏡の国のアリス」を下敷きにしています。深刻な小説ではございませんが、とてもいい小説だと思います。日本では私小説などの影響か、深刻な小説の方が何か高尚であるように考えられがちですが、このような小説ももっと評価されてしかるべきだと思います。
 例によって、ケーキを戴きました。

本日はオーソドックスな苺のショートケーキです。美味しく戴きました。

 本日の昼食は「パンプキン・リング」「焼き焼きマロン」です。どちらも新製品です。

「パンプキン・リング」にはパンプキン・クリームが挟まれています。「焼き焼きマロン」は蒸しパンを焼いたものです。どちらも美味しく戴きました。

日曜日の「N響アワー」はフィンランドの作曲家特集で、二つの協奏曲が演奏されました。一つはシベリウス「ヴァイオリン協奏曲」、もう一つは現代作曲家のアリウス・サリネンの「室内楽第8番・木々はみな緑」です。サリネンの曲は室内楽となっていますが、実質はチェロ協奏曲です。
 シベリウスはミハイル・シモニアンがヴァイオリンでした。容貌はロシアの農民風、そつのない演奏でしたが、何かもの足りませんでした。シベリウスは協奏曲をこの1曲しか書きませんでしたが、珠玉の1曲ですね。
 サリネンの曲は初めて聴きました。現代音楽ですが、綺麗な曲でした。チェロはピーター・ウィスピルウェイと言う、オランダのチェリストでした。

 本日のお昼の音楽は五嶋みどりさんの演奏でシベリウス「ヴァイオリン協奏曲」に致しました。

五嶋みどりさんの演奏は埋め込み無効となっておりますので、本日は神尾真由子さんの演奏で第1楽章を貼っておきます。音量が少し大きいのでご注意下さい。




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