2009年7月13日月曜日

蜂退治顛末とヴァーグナー「ニーベルングの指輪」

H氏は昨日蜂退治を致しました。調べたところ、蜂は夜明け前と夕方に活動が鈍ると言うことでした。夜明け前はH氏の意識には存在しないも同然の時間帯なので、夕方決行致しました。まずタオルで覆面をして、口から首にかけての防御を固め、次に帽子の上から洗濯ネットを被り、フード付きのパーカーを着用して、軍手をはめて準備完了。普段は余り聴かないヴァーグナーの「ニーベルングの指輪」より、「ヴァルキューレの騎行」をかけて、気分を高揚させつつ庭に出ました。(蜂の気分が高揚しても困るのですが・・・。)蜂の巣に近づき、2メートル程の所から例の殺虫剤を散布致しましたところ、7~8匹いた蜂のうち、2匹が宙に舞い上がり、他は地面に落下したようです。その後暫く様子を見て、飛び立った蜂が巣の近くに居ないことを確認してから、蜂の巣を枝から切り落とし、地面に埋めました。
 蜂に攻撃されることなく無事に終わったのはいいのですが、警戒して重装備であたった割に、蜂が余りにも無力だったので、蜂に対して悪いことをしたような少々切ない気持ちになりました。圧倒的な攻撃力を持って弱者を全滅させたような感じがして、気分がよくありません。これなら、いっそのこと激しい反撃を受けて、2,3箇所刺された方がよかったのかも知れません。
 しばらくは蜂蜜を絶とうと思います。パンケーキやホットケーキは暫くお預けということになります。晩は都議選の速報を見ました。ちなみに「巨人、ゴキブリ、JM党」はHの嫌いなものです。

2 件のコメント:

きな子 さんのコメント...

Hさん、お疲れさまでした!

この暑い中、重装備タイヘンでしたね。
蜂さんも巣を作る場所を間違えてお気の毒でした。

何しろ、無事に終わってよかったです。

きな子

hippopotamus さんのコメント...

有り難うございます。それにしても、身を守るために備わった針が、圧倒的に強力な人間に対してはヴァルネラビリティー(攻撃誘発生)となり、駆除される原因になって仕舞うと言うのも悲しい皮肉ですね。