本日はこれから教職員組合の交流会があります。私も役員をしておりますので、出なければなりません。暑くて嫌ですけれど行って参ります。やれやれ。
いよいよ明日は参院選ですね。自民党の圧勝が予想されていますが、本当に腹が立ちます。都合の悪いことは一切言わず、ひたすら景気のことを訴えているようです。大体、原発問題や憲法問題など、極めて大切なことを忘れたかのように、景気だ景気だと言って自民党に投票すること自体、失礼ながら私にはこの上なく愚かなことのように思えます。
でも、その景気にしたところで、所謂「アベノミクス」で本当に景気がよくなるとはとても思えません。今も景気がよくなっていると言われていますが、利益を得ているのは高所得者ばかりで、一般庶民は、給与は上がらないのに物価ばかりが上がり、益々生活は苦しくなっています。これまでも、例えば、景気対策だと言って、教育費の名目で孫へ1500万円まで無税で贈与出来るようになり、実際既に何千億円かがその名目で贈与されているとのことです。でも、孫に1500万円譲れるような方は本の一握りも裕福な方たちです。これは明らかにお金持ちに対する優遇税制です。また、これからも史上最高額の内部留保を抱えている企業に対する法人税の引き下げをする一方で、社会保障費を引き下げ、消費税を引き上げようとしています。自民党の憲法草案には家族は互いに支え合わなければならないと言う項目がありますが、福祉を切り捨て家族に負担を押しつけようとする姿勢がはっきりと現れています。
小泉改革の際にも、所謂規制緩和で非正規労働者の数が急激に増えました。今回も、安倍政権は労働力の流動化と称して被雇用者の首を切りを容易に出来るよう法律を改正しました。小泉政権の時もそうでしたが、「アベノミクス」で景気が回復し豊かになると言う幻想に騙されたらとんでもないことになります。日本は既に超格差社会になっていますが、これからは益々貧富の差が大きくなることは間違いありません。少なくとも一般庶民が自民党に投票するのは本当に愚かなことだと思います。
本日の音楽はラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番」です。
それではマルちゃんの歴史的演奏を貼っておきます。
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