昨日、福島第一原子力発電所の地下水のセシウム濃度が4日間で100倍になったとの報道がありました。先日も海水のストロンチウム濃度が高くなっている旨報道されたばかりです。東電はそれにもかかわらず、データの蓄積がないので漏れているかどうか分からないと言っています。これだけ高濃度の放射性物質が検出されているにもかかわらず分からないとは一体どういうことなのでしょうか?お金がかかるので対策を講じるのが嫌なのでしょうか?無責任にも程があります。
この件に関しては政府も我関せず焉を決め込んでいるようです。東電がきちんとした対策を自ら講じないのであれば、東電に対策と早急にとるよう命令するか、政府自らが対策に乗り出すべきです。こちらも無責任としか言いようがありません。
先日も書きましたように、事故当初から汚染水が地下水や海水に漏れることが予測され、多くの心ある学者が早急に対策を講じるよう警告を発していました。海に汚染水が漏れると、日本だけの問題ではなくなります。海洋汚染が拡がったら大変なことになります。東電も政府も分かっている筈ですが、何故このように平然としていられるのか理解に苦しみます。
先程大学院の授業が終わったところです。明日はまた「出講日」です。早く夏休みにならないか知らん?でも夏休みはまだ一月先。やれやれ。
本日の音楽はブラームス「ピアノとチェロのためのソナタ第1番」です。
このグリモーとソル・ガベッタのCDには、シューマン、ドビュッシー、ショスタコーヴィチなどが入っています。なかなかいいですよ。本日は、カミーユ・トマスとベアトリース・ベルーの演奏を貼っておきます。
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