2013年2月28日木曜日

「サンドウィッチ」と「さくらフラペチーノ」と「原発・避難基準」そしてドビュッシー「ベルガマスク組曲」

本日の昼食は「サンドウィッチ」です。


それから、まだ寒いですけれど、先日来気になっていた「さくらホワイトチョコレート・フラペチーノ」を買って参りました。毎年買っていますけれど、今年はピンクに染めたホワイトチョコレートのフレイクが桜の花びらに見立て、添えられています。今日は比較的暖かく、美味しく戴くことが出来ました。

 先日、原子力規制委員会が原発事故の際の「避難基準」の案を公表致しました。実は、これについてはパブリックコメントが求められ、3000人以上の人がコメントを寄せました。しかし、パブリックコメントで寄せられた意見は一切基準案には反映しないと発表されました。何のためにパブリックコメントを求めたのか理解出来ません。今回の基準案で特に問題なのは、避難地域の範囲です。それによりますと、原発から5~30キロ圏内で毎時500マイクロシーベルト以上で避難すると言うものです。500マイクロシーベルトと言うのは2時間で年間許容量になる数値です。しかも、避難区域は30キロまで。飯舘村でも45キロ程離れています。福島第一原子力発電所の事故の教訓は全く活かされていないとしか言いようがありません。こんな基準がよく作れたものです。
 原子力規制委員会の安全基準の案に関しては、電力会社や自民党から厳しすぎるとの声が上がっています。基準を厳しくすると、対応するのに高額の資金が必要となりますし、再稼働が難しくなります。ですから、電力会社や原発を推進しようとしている自民党は少しでも基準を緩くしようとしています。そのような状況の中で、基準が甘くされていると考えざるを得ません。パブリックコメントの殆どは基準が甘すぎるとの指摘でしたが、こちらは完全に無視されました。どう見ても甘い基準なのに、一方、電力会社や自民党などは厳しすぎると主張しています。余りにも国民の意識と乖離していることに恐怖すら感じます。

 本日の音楽はドビュッシー「ベルガマスク組曲」に致しました。


本日はブルーノ・カニーノの演奏を貼っておきます。

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