明日から出張で出かけます。ここのところ少々働きすぎましたので、出張の行き帰りにはお仕事の本を読みたくありません。それで、小説を2冊ほど買って参りました。1冊は、高野史緒「カラマーゾフ妹」です。
ドストエフスキーは「カラマーゾフの兄弟」の続編を計画しておりましたが、実際には書かれませんでした。この「カラマーゾフの妹」は、謂わば、「カラマーゾフの兄弟」の続編です。「カラマーゾフの兄弟」のフョードル殺人の犯人は、一応、スメルジャコフと考えることが出来ますが、今ひとつ曖昧なところがあります。この小説ではその犯人が探求されるようです。
もう1冊は松浦理英子「奇貨」です。
松浦理英子は結構好きな作家です。彼女は佳作なので前作「犬身」以来久しぶりの新刊となりました。読むのが楽しみです。尚、「犬身」は文庫(朝日文庫)になっています。面白いのでお薦めです。
と言う訳で、月曜日までブログの更新は出来ません。ラヴェル「ピアノ協奏曲」です。
本日はマルちゃんの演奏を貼っておきます。
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