セットを買って参りました。
昨日、首相の私的諮問機関である有識者懇談会が集団的自衛権に関わる報告書を提出致しました。もちろん、集団的自衛権は現憲法下でも認められると言う内容のものです。当たり前です、首相はこの懇談会を立ち上げる際、「空疎な議論をされる方は入れない」、つまり集団的自衛権を容認しない人は入れない旨仰っているのですから。メンバーの中で憲法学者はたった1人です。それももっともなことです。憲法学者で集団的自衛権が認められるなどと言う訳の分からないことを言う人は殆どいませんから。
集団的自衛権を認めると言うのは、戦争が出来るようにすると言うことであり、どう考えても憲法の平和主義とは矛盾します。それ故、自民党の歴代の内閣も、あのタカ派の中曽根や小泉でさへ、集団的自衛権は違憲との認識を示していました。戦前の思想に凝り固まり、論理的な思考すら出来ない安倍首相だからこそ、こんなことが出来るのでしょうね。それにしても、周辺の方がもっと、これは明らかに違憲だからやめておいた方がいいと進言しようとしないのが不思議です。この世も末です。
本日の音楽はブラームス「ピアノ協奏曲第1番」です。
エレーヌ・グリモーの演奏を貼っておきます。
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