ハーンのチャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」は予想通り素晴らしい演奏でした。ヤンセンのように力強くはありませんが、ハーンらしいとても美し音で、フィルハーモニア管弦楽団の演奏とも相まって全体的にとても美しい演奏でした。
コンサートの後はハーンのサイン会。もちろんサインを戴いて参りました。
アンコールではまずハーンが日本語で「バッハのルーレです。」と言って、パルティータ3番「ルーレ」を演奏して下さいました。チャイコフスキーももちろん素晴らしかったのですが、ハーンのバッハは本当によかったです。
サロネン/フィルハーモニア管弦楽団はアンコールを2曲演奏してくれました。いずれもシベリウスです。聞き取れなかった、或いは、出典が分からなかった方のために詳細な出典を示しておきます。
1曲目は「ペレアスとメリザンド」から第8楽章「メリザンドの死」、そして2曲目は「カレリア組曲」から 'Alla maricia' (行進曲風に)でした。それではこの2曲を貼っておきます。